sake






2018年に創業150年を迎えた奈良豊澤酒造は、東大寺や春日大社をはじめ、多くの寺社に日本酒を納める奈良の老舗。創業以来、昔ながらの手造りの製法を大切に守り続けています。また、杜氏の藤沢忠治が「現代の名工」として厚生労働大臣から表彰を受けるなど、高い技術と伝統を守る姿勢も高く評価されています。

手をかけ、想いをこめる

日本酒造りの機械化が進むなか、奈良豊澤酒造はその工程のほとんどを手作業で行なっています。特に、酒の味を左右すると言われる麹作りは全てが手造り。現在、奈良豊澤酒造で生産する酒の8割が「特定名称酒」で占められているのも、その証と言えます。

伝統を守り、未来へつなぐ酒づくり

伝統の製法を守りつつ未来へ伝えるために、奈良豊澤酒造はさまざまな挑戦をしています。そのひとつが、時代のニーズを読み、時にはその先を行く新しい日本酒の開発。また、より多くの方に気軽に日本酒を楽しんでもらえるよう、駅構内に立ち飲み処「豊祝」を開くなど、日本酒の普及にもつとめています。